自院の経営課題 整理法

4 外部データとの比較で、自院の財務体質をみる

a)棚卸資産の過剰

b)売上債権の不良債権化

c)適正な投資活動を行わない過剰流動性

 

さらに補完する指標として売上債権回転率(期間)を計算し、過去に比べて回転率が低下していないか、期間が延びていないかを検討することも有効です。

● 原則としては良好

● 支払能力不足

2.当座比率 

イ) 概要 

流動資産の中でも比較的短期に回収される現金預金、医業未収金、有価証券等を当座資産といい、これと流動負債の割合を示した指標です。

当座の支払能力を分析するための指標です。

当座比率は100%を超えることが望ましいとされており、これが低いと当座の支払能力に欠け、当面の資金繰りに苦しむことになります。

なお、流動比率と当座比率に乖離があれば在庫が過剰となっている場合が考えられます。    

当座資産 = 現金及び預金+医業未収金+有価証券-貸倒引当金
ロ) 改善のポイント

流動比率と概ね同じ傾向を示す場合、特に改善の必要はありません。

逆に流動比率と大きく異なる場合は、棚卸資産に何らかの異常があると判断されるので、改善が必要です。 

 在庫管理を徹底し、棚卸資産の適正化を図る

流動比率と当座比率の差は棚卸資産の額によって生じます。

両比率の乖離が大きいほど、棚卸資産(不良在庫など)が膨れ上がっていることになります。

不良在庫については、棚卸資産回転率(期間)を計算し、過去に比べて回転率が低下していないか、期間が長期化していないかを検討します。

 

● 良好な状態

● 支払能力不足

● 当座資産不足(棚卸資産過大)

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