iv) 総資本対経常利益率の分解式
ロ) 経営資本対医業利益率
i) 経営資本対医業利益率の概要
医業活動を行うために投下された資本である経営資本に対して、医業利益がどの程度得られたかを示す指標であり、その病医院の本業である医業活動からの収益性を示すものです。
経営資本はその病医院の本業である事業活動に、実質的に用いている資産を指し、総資本から経営外資産(建設仮勘定など)を差し引いて求めます。
ii) 公式
iii) 判断のポイントと改善案
経営資本対医業利益率の改善策には、経営資本の圧縮と、医業利益の増大という2つの方向性があります。
【経営資本の圧縮】
iv) 営業利益の増大
ハ) 自己資本対経常利益率
i) 自己資本対経常利益率の概要
自己資本(自己資本)に対して、経常利益がどれだけ得られたかを示す指標です。
この自己資本対経常利益率は自己資本の運用効率を示すため、経営者が重視する指標です。
ii) 公式
ニ) 医業収益利益率
医業収益利益率は、医業収益と医業利益、経常利益、当期利益などの比率を測る指標です。
損益計算書を用いて計算します。
医業収益利益率の計算に共通する留意点は「採用する会計方針」によって、収益や費用の数値のとらえ方が変わる可能性があるという点です。
i) 医業収益対医業利益率
【医業収益対医業利益率の概要】
医業収益対医業利益率は、医業収益に対する医業利益の割合を示し、この数値が高いほど利益率が高いことになります。
ii) 公式
iii) 判断のポイント