自院の経営課題 整理法

1-1 経営課題抽出の体系

4.成長性分析で確認すべきポイント 

医業収益・増加率

限界利益・増加率

医業利益・増加率

経常利益・増加率

自己資本・増加率


 

3  損益分岐点分析で不況抵抗力を見る

損益分岐点医業収益は、利益も損失も出ない「収支トントン」の医業収益をいいます。

その金額が実際の医業収益よりも低水準にあるときは、不況のときでも抵抗力が強いことを意味します。

つまり、万一、医業収益が損益分岐点まで減少したとしても、赤字にはならない採算ラインを把握することになります。

 

【損益分岐点比率の計算式】
損益分岐点比率 = 損益分岐点医業収益 ÷ 純医業収益

 

こうした計算をもとに経営分析することを「損益分岐点分析」といいます。

損益分岐点分析は、古くからの経営分析手法ですが、直感的に理解しやすいので、今日でもよく用いられます。

損益分岐点比率は低ければ低いほど収益性が高く、かつ収益減少に耐える力が強いことを意味し、経営が安定していると判断されます。

8割程度が理想であるとされていますが、業種により異なり、一般には9割を若干上回る程度の業種が多いのが現状です。

この損益分岐点分析を行うには、医業収益と費用の関係を明らかにするために、費用を「変動費」「固定費」に分けて考える必要があります。

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