自院の経営課題 整理法

1-4 キャッシュフロー分析で資金上の問題点を抽出する

 

(2)直接法と間接法

キャッシュフロー計算書の作成基準では、三つの大項目のうち、「営業活動によるキャッシュフロー」は「直接法」と「間接法」の二通りの計算方法が認められています。

直接法は、個々の取引の収入と支出を個別に把握する方法です。

一方、間接法は損益計算書の税引前当期純利益に損益計算書の非資金項目を加減算し、貸借対照表の科目の増減を加える方法です。

直接法は最初から資金自体の動きを見るため、現金主義そのものと言え、間接法は、発生主義の貸借対照表と損益計算書を現金主義に焼き直したものと言えます。

実務的には、間接法の方が作成しやすいため、多くの病医院が間接法を採用しています。

 

● 直接法によるキャッシュフロー計算書の例

 

● 間接法によるキャッシュフロー計算書の例

ページ:
1

2

関連記事

  1. 1 変動損益計算書を活用すると見えなかったものが見えてくる
  2. 7 損益分岐点分析で自院の経営安全度をみる
  3. 2 医業収益・利益の推移から傾向をつかむ
  4. ◆2015年度国民医療費、42兆3,644億円
  5. 1-1 経営課題抽出の体系
  6. ◆患者申出療養の概要
  7. 3 事例病院の分析結果と問題点
  8. 4 変動費の推移から医業収益とのバランスをみる

◇企業経営者向け

◇ピックアップ記事

大阪府の会計事務所 ◆中小企業の生産性を向上させる! テレワークの導入・実践法

 1.欧州経済見通し ~ユーロ圏では自律的回復続く2.【…

1-2-4 損益計算書分析で収益性の問題点をつかむ

5  変動費の推移から、売上高とのバランスをみる変動費は売上に比例して増減しますが、材料費や燃料…

4 変動費の推移から医業収益とのバランスをみる

変動費は医業収益に比例して増減しますが、医薬品費、診療材料費や検査委託費(外注費)など、外的要因で価…

◇医業・福祉経営者向け



アーカイブ

PAGE TOP