1.自己資本の充実度
平成16年1月期 138,836千円
平成17年1月期 139,670千円 + 834千円
平成18年1月期 141,297千円 +1,627千円
● 当期純利益による増加 +2,217千円
● 利益準備金の増加 +244千円
2.総資産の増減と自己資本の増減のバランス
総資産の減少20,160千円 >自己資本の増加2,461千円・・・判定「△」
【分析ポイント3】
1.売掛債権の増減
平成16年1月期 227,007千円
平成17年1月期 174,739千円 △52,268千円
平成18年1月期 174,042千円 △ 697千円
● 売掛金は増加しているが、売掛債権としては減少 → 売上の増減はどうか?
● 売掛債権の中に不良債権は含まれていないか → 科目明細にて確認が必要
2.在庫の増減を見る
平成16年1月期 254,113千円
平成17年1月期 256,012千円 +1,899千円
平成18年1月期 274,006千円 +17,994千円
● 棚卸遺産は増加 → 売掛債権は減少しているため、売上の減少が予想されるが、棚卸資産は増加しているので、棚卸資産の水増しによる利益調整も考えられる?
● 棚卸資産の中に不良在庫はないか → 詳細な調査が必要
【3つの分析ポイントから抽出した問題点】
1.売掛債権の減少 ・・・ 医業収益の減少が考えられる。
2.在庫の増加 ・・・ 収益が減少しているのに在庫が増加していれば、棚卸資産の水増しによる利益調整が考えられる。
3.投資その他の資産の増加
● 保証金の増加・・・ 仕入先に対する保証金不利な条件での仕入となっている可能性がある
● その他の投資の増加・・・ 長期積立金の増加→金融機関との付き合い?
● 投資有価証券の増加・・・ 金融機関との付き合い?